なみえ焼きそば応援プロジェクト
福島県浪江町のご当地グルメである「なみえ焼きそば」を通じた町おこしを応援するプロジェクトです。浪江町は原発事故の影響で避難地域となっており、町民はバラバラに避難していますが、11月のB-1グランプリ出場を目指して現在も活動中です。なみえ焼きそば応援プロジェクトは、この活動を支援しています。
1.活動内容
東京近郊で行う出店イベントで、「麺バー」(商工会青年部の方々)と一緒に、なみえ焼きそばを販売するお手伝いをしています。その他、ブログ、ツイッターなどで、なみえ焼きそばのPRも行っています。
<8月>
27、28日 A-NATIONにて販売支援活動を実施
<9月>
10、11日 関東支部B-1グランプリ(行田)にて販売支援活動を実施
<11月>
12、13日 B-1グランプリ本戦(姫路)にて販売支援活動を実施予定
2.なみえ焼きそばとは
「日本一太い麺」の焼きそば。「福島産」の材料がてんこもり(豚肉、もやし、塩など)。麺と同量のもやしに「隠し味」としてラードとぴりっととした一味唐辛子が入っています。お皿も地元特産の「大堀相馬焼」が使われ、シンプルな材料と少しこってりした太麺のインパクトが「おいしい!」と好評です。

3.なみえ焼きそばの歴史
福島県浪江町のいわゆる「ご当地グルメ」です。約50年前、労働者のために食べ応えと腹持ちのよいものをということで誕生。浪江町では、約20店で「なみえ焼きそば」が食べられ、県内では麺がスーパー等に売られるなど地元のメジャーな料理として親しまれています。
このなみえ焼きそばを浪江町の地域活性化、観光客を呼ぶ起爆剤にしようと、浪江町商工会の青年部が考え、「浪江焼麺太国」と銘打ち、PRをスタート。2009年に「B愛リーグ」加盟、さらに、この町興しを成功させるために、「B-1グランプリ優勝」をめざし活動を活性化させました。2010年には、第5回B-1グランプリ厚木大会(2010年9月18日、19日。来場者43万5千人)に初出場、参加46団体中、途中経過12位(2日間で1万食)と大健闘しました。
このなみえ焼きそばを浪江町の地域活性化、観光客を呼ぶ起爆剤にしようと、浪江町商工会の青年部が考え、「浪江焼麺太国」と銘打ち、PRをスタート。2009年に「B愛リーグ」加盟、さらに、この町興しを成功させるために、「B-1グランプリ優勝」をめざし活動を活性化させました。2010年には、第5回B-1グランプリ厚木大会(2010年9月18日、19日。来場者43万5千人)に初出場、参加46団体中、途中経過12位(2日間で1万食)と大健闘しました。

「浪江焼麺太国」を広げるため活躍中の太王(だいおう)。
会えた人には、幸福と口福が訪れると噂です。
会えた人には、幸福と口福が訪れると噂です。
4.浪江町とは
「福島県浜通り」といわれる地域で、福島原発のある双葉郡大熊町及び双葉町に隣接。人口約2万人で、主要産業は建設業。その他に農業、漁業なども盛んです。
5.東日本大震災の浪江町の被害状況
死亡者109名、行方不明者79名。沿岸部の津波の被害が大きい上に、原発事故の影響で全域が避難地域・避難計画地域に指定されて、町民全員(約2万人)が、現在避難しています。町の機能は二本松市へ移転されるものの、町民の多くはバラバラに避難することを余儀なくされています。戻れる目処が全く見えない状況の中、今もなお町民全体が家も仕事も失い不安を抱えています。

