南三陸町の子供達を種子島へプロジェクト

南三陸町の子供達を種子島宇宙センターへ招待するプロジェクトです。

 

1.主旨

昨年震災直後の4月に早稲田大学ビジネススクール卒業生・現役生が中心となって、東北復興のために何か内田ゼミらしい手伝いが出来ないかということで早稲田大学内田ゼミセーブジャパンプロジェクト(通称wsjp)が始まりました。
これまでに被災地南相馬市のゴーヤのグリーンカーテンの販売支援、原発避難地区浪江町のご当地グルメなみえ焼きそばの支援、あるいは早稲田大学ビジネススクール教授陣によるチャリティー講演会の実施など、数々の活動を行ってきました。
特にチャリティー講演会では、10回合わせて1400名以上の方に参加いただき、寄付額も700万円を超えました。
その寄付の使い道として、約半分を東北復興支援を実施している他団体へ寄付し、残りを使ってwsjp手作りの東北復興支援を行おうということになりました。
数多くのプランが上がりましたが、その中で我々の限りあるリソースが活用できて、かつ大学らしいものは何かという議論を重ねました。東北の子供たちに夢を与えるようなものは出来ないか、あるいは大学のゼミの集まりであることから教育に関するものだったらいいよねという話も出ました。そして、最終的に決まったものが、被災地の子供たちを鹿児島県の種子島にある宇宙センターに連れて行こうというものでした。
JAXAと協力関係にある宇宙少年団の全面的な協力の下、また南三陸町が子供たちの中から希望者を募ってくれることになり、8月18日から21日の4日間にわたり実施することになりました。

2.プログラム概要

 期間:8月18日~21日(3泊4日)

 会場:JAXA種子島宇宙センター、筑波宇宙センターほか

 参加者:南三陸町 小学4年生から6年生 22名

      内訳 志津川小学校 8名

         戸倉小学校  5名

         入谷小学校  3名

         入里前小学校 4名

         名足小学校  2名

 主催:財団法人日本宇宙少年団(YAC)

 協力:早稲田大学内田ゼミセーブジャパンプロジェクト

    独立行政法人宇宙航空研究開発機構

    宮城県南三陸町

    種子島観光協会・中種子町教育委員会

    株式会社エイチ・アイ・エス

3.実施報告

 8月18日

  南三陸町からバス移動→筑波宇宙センター見学→東京泊

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 8月19日

  東京から飛行機、船移動→種子島海がめ放流体験、民泊

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 8月20日

  マングローブカヤックツアー、種子島宇宙センター見学 

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8月21日

  種子島から船、飛行機移動→東京から新幹線、バス移動、南三陸解散

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